2005年、第6回神戸ジャズ・ヴォーカル・クィーン・コンテストでグランプリを受賞したシンガーのデビュー・アルバム。巧みな間のとり方、軽妙なスイング感、伸びのよい丁寧な歌い口が印象的。「You'd Be So Nice To Come Home To」、「My Funny Valentine」といったよく知られた歌にも新たな息吹が宿りその輝かしいキャリアを感じます。「Seven Little Babies」(七つの子)は、郷愁感を導く美しいメロディーと包容力ある優しい歌声が見事に融合。サイドメンも秀逸な寛ぎに満ちた作品です。